早速の楽しそうなクロニェ。
クロニェは芯の通った真っ直ぐな火属性魔道士で、
感情をダイレクトに表情に出すタイプの娘です。
なので企み顔や薄笑いなどの表情はさせないようにしてます。
ただ、強い信念を持っている一方で
他者の価値観とは相容れない事をしっかりと認知している為、
(感情が高ぶるまでは)それを秘匿しています。
価値を認めたモノが焼失してゆく過程に喜びと快感を見出し、
それが叶った時、彼女の心はえもいわれぬ喜悦に満たされます。
加害による罪悪感や愛しい存在が失われる事への喪失感のような
他の感情が生じる余地はそこには存在しません。
クロニェが作中で使用していた炎衣について。
これは彼女の「魔力を実体ある炎として操る」というスキルの一形態にすぎず、
戦況によってはこの流体の炎が武器型になったり動物型になったり
まるで小さな太陽のようになったりと変幻自在で、
形態によって名称が変わったり・・・するとか何とか。
と、こういう設定妄想は湧くのですが表現力や話のまとまりなどの都合で、
あんまり反映されません。
炎衣形態は超高温の防壁であるため、マリーカの評通り
ニムネのシェディムよりも防御性が優れいているのは確かですが、
その一方でシェディムのような全方位監視能力は無いので
完全な上位互換とは言えません。
(故にニムネには通らなかった主人公の不意打ちが
クロニェには隙を作る程には効果があった)
舞台(戦場)について。
当初は本当に霊園で戦う予定だったのですが、
なんか盛り上がりに欠けるな・・・という理由で、
教会本部には燃えてもらいました。結果良かったと思います。
印象に残ってるセリフや文章。
「暗黒を照らすはずの紅が、包みこんだあらゆる色彩を
純黒へと染め上げる・・・」
いつか炎属性のキャラを登場させたら言わせたかったセリフです。
「良い荼毘を、マリーカさん。」
荼毘(だび)は西洋ファンタジー系世界観のセリフには不適合な気もしたのですが、
いざ火葬という場面にしっくり来たので結局採用。
愛液とカウパーが煮え立つ魔女の蜜壺の中で、
遂に決着の予兆がせり上がる。
クロニェイベントその1から。
イベントその1はまだバトルの延長、その2は決着後
というノリでテキストを打っていました。
出すか焼かれるかのせめぎ合い。
あと霊体プレイは外せませんでした。
・・・というわけでクロニェの話題ばかりになってしまいましたが、
ギルリットをグーラ性能のまま活躍させるためにいろいろ考えたりとか、
マリーカをお姫様抱っこして教会の身廊を歩かせたくなったとか、
道具屋さんは登場しなかったけど、
アレットが並ぶくらい便利キャラだったなぁとか
一年経ってもいろいろ思うところはあって、
つい久しぶりに文を垂れ流してしまいました。